無痛分娩レポート(出産当日)~海老名総合病院の場合
2016年9月に海老名総合病院にて無痛分娩で出産したレポートです。
前日入院のレポートはこちらからご覧ください。
無痛分娩レポート(前日入院まで)~海老名総合病院の場合 - 赤ちゃん連れでも我慢しないワーママのハッピーライフ手帖
朝6時半から処置スタート
ほとんど一睡もできずに迎えてしまった当日は、早朝6時半から処置がはじまります。
前日の夕方に小さめのバルーンを入れて子宮口を開きやすくしていたのですが、当日は大きめのバルーンを入れます。
(私は前日に入れたバルーンは途中で外れてしまったのですが、特に付け直すことなく朝を迎えました。助産師さんがおっしゃるには、子宮が柔らかいから外れやすかったのかも、とのことでした)
バルーンを入れる前に、いつもの赤ちゃんの心拍とお腹の張りを測るモニターをつけると、あれ?すでに5分間隔。
バルーンを入れたらあっとゆう間に『い、いたい!』
そう、麻酔を待たずして陣痛が来てしまっていたのです。
普通はこの痛みも感じずに(この痛みが来る前に)麻酔の処置があるようなのですが、陣痛が早めに来てしまったパターンです。
モニターを確認しに来た助産師さんが、
あれ?もしかして結構痛い??
お腹の張りの数値が結構いってたみたいで。
(あとから聞いた話ですが、叫ぶ人もいるくらいの痛みがある数値だったらしいです。笑 痛かったわけだ。)
それでも子宮口5センチくらいだから、まだまだ序盤の痛みだったんですよね。
これで序盤かと思うと、自然分娩の皆さま本当に尊敬です。
麻酔処置
そうこうしていたら、麻酔の先生がやってきて処置スタート。
海老名総合病院の無痛分娩は、硬膜外麻酔というもので
保冷剤をあてて、冷たさを感じるかどうかで麻酔が効いているのかチェックします。
すでに陣痛の痛みは全くなかったので冷静に対応できました。
痛みが完全にひいた頃に旦那さん到着。
痛かったんだよ~がんばったんだよ~
なんてのんびり話をした後に、破水させる処置を。
通常は破水も自然に起こることですが、無痛分娩(計画分娩)の場合は破水もこちらから働きかけるんですね。(生まれた赤ちゃんの頭にうっすら赤いキズみたいのがあって、破膜させた時に傷ついちゃったって言ってました。大人のタイミングで産んじゃってごめんね~と、すこし無痛分娩にした罪悪感があったのも事実です。)
破水処置もおわってまた旦那さん登場。
何時頃だろうね~ みんな(家族)に何時にきてもらおっか~
なんて話していたら!
『あれ??赤ちゃんもうおりてきてるね。もう産まれるよ~』
え~?!!!!
予定では3時頃ときいていたのが、只今の時刻11時30分!!
今思えば、先に陣痛が来てたから、その分早いよねって感じなのですが、まだまだだと思っていたのでビックリ!
全く痛みのないまま分娩体制へ。
痛みはないけど、赤ちゃんがおりてくる感覚が分かるという神秘的な経験をしました。
自然分娩と同じように、お腹が張るタイミングに合わせて『ひいひいふー』の腹式呼吸で赤ちゃんが回旋。
助産師さんの計らいで、頭が出てきたところを鏡でみせてもらい触らせてもらいました。
相変わらず痛みのないまま、穏やかで冷静に出産を客観視している感じ。
そしてつるっと、紫色の赤ちゃんが産まれてきてくれました♡♡♡
無痛分娩の良かったこと・気になったこと
良かったこと
・本当に痛くない(私の場合は陣痛が来ちゃったので、麻酔を打つまでの間は痛かったですが、麻酔が効いてからは全く痛みがありませんでした。個人差はあるかと思いますが。)
・旦那さんと穏やかに出産を迎えられた(痛くないので、旦那さんと談笑しながらゆったりとした気持ちで出産の時も迎えることができました)
・計画分娩なので立会いやすかった
・産道から出てくる赤ちゃんの姿をしっかり目に焼きつけることができた(頭が見えてきたときに、鏡にうつして見せてもらい、頭を触らせてもらいました。自然分娩では絶対にできない経験かと)
・産後の回復が早かった(こちらはまた詳しく書きます)
気になったこと
・麻酔と陣痛促進剤を使う(もともと薬ものまないし病院にもほとんど行ったことがないタイプなので、点滴して麻酔を打つ過程は恐怖を感じました。麻酔や促進剤が赤ちゃんに悪影響を与えていたらどうしよう…とすごく不安になりました。結果的に何の問題もなく元気に成長しています)
・計画分娩になる(海老名総合病院の場合です。産院によっては、和痛分娩で陣痛までは自然に待つところもありますね。赤ちゃんのタイミングじゃなく、こちらの都合で出しちゃっていいのかな、とこちらも何かトラブルがあったわけではなく心の問題です。)
出産の後のあれこれや入院中についても、また書きます!
2017.3.28 pinaco♡